つくること呼吸すること

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モノに凹まされないように、モノの価値について考えてみる

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引っ越しを控えて色々とモノを捨てまくっているのですが、中々骨が折れます。

 

7〜8年住んだ今の家には大小いろんなモノが溢れ、押入れだの購入した収納箱などから、まぁ色んな物が出てくる出てくる…(笑)そんな感じなので、今、モノの価値について結構考えさせられます。

 

 

改めて今の僕らを取り巻く環境を見直してみると、とにかくモノが家の中に入ってくる、モノをいかに所有させるかという仕組みで満ち溢れているように思います。

 

例えば

 

・信号待ちをしてたら広告入りのティッシュやチラシ、カイロなんかを渡され

 

・定食屋でチゲ鍋定食を頼んだら、5枚集めたら鍋定食1食無料のチケットいただいたり

 

・洒落とるセレクトショップさんで服を買えばポイントカードを発行され、今季のカタログがついてきたり

 

・さらに●万円以上お買い上げのお客様には、期間限定●●ブランドのマグカップついてきますので入れておきましたね!とかいって突然マグカップをゲットしたりw

 

 

逆にモノの出口は自分で作らない限りいつまでも存在しないため、ほっておくと際限なくモノが増えていきます。。

 


一番問題なのが、その増えたモノの分だけ自分が幸せになれてるのかい?と言うと逆で。増えすぎたモノに空間を占領され圧迫されて、逆に家主モノに凹まされるという図式(笑)

 


流行りの本じゃないですが、それこそもう僕達にモノは要らないのでは?とそんなことを思います。

 

デザインしてモノを作ったり売ったりすることを生業にしているので、これを言い出すと色々矛盾してきてカオスなわけですが…。どうですかね、ものづくりをなさっている皆様…?

本田直之さんのLESS IS MOREとかもっかい読み直してみようかなぁ。

 


少なくとも今自分が「いいかも?」って考えるモノとの付き合い方は、「モノの量」に価値を見出そうとするより、「モノの質」にこだわって、自分の基準に満たないものは潔く手放すこと。

 

もっと言うと、はじめから意識してモノを貰わない、増やさない、家に持って帰らない、これが大事なのかなと。

 

そんな風に思います。さ〜、今夜も片付けっぺ〜(笑)